どんど焼きで焼くものは?食べ物や焼いていいものなど紹介!

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どんど焼きで焼くものは?食べ物や焼いていいものは?など気になりませんか?

今回はどんど焼きで焼くもの、食べ物や焼いていいものなど紹介したいと思います!

どんど焼きは小正月の日(2022年1月15日(土))に行われる伝統的な行事です。
地域によってさまざまなやり方・意味があり、イベントも行われています。

どんど焼きで焼いてはいけないものもあるようなので、合わせて紹介したいと思います!

しっかりチェックして気持ちよく1年間の災いを追っ払いましょう(^^)/

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どんど焼きで焼くものは?

どんど焼きとは「お正月の間飾っていた門松・松飾り・しめ飾り・しめ縄・書初めなどを、神社の境内や広場、畑など一箇所に集めて積み上げて燃やし、歳神様をお見送りする行事のこと」です。

基本的にどんど焼きで焼くものは、正月飾り(松飾り・しめ飾りなど)・書初めなど紙や木、藁などの素材のものです。

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どんど焼きで食べ物を焼く?焼いていいものは?

どんど焼きで正月飾りや書初めなどを焼いた後、残り火で団子を焼く流れが主流です。

1年間の無病息災・家内安全・五穀豊穣・商売繁盛・大漁を願って団子を食べます。

地域によって団子以外にも焼くものがあるのでまとめてみました!

焼いていい食べ物

  • 団子・餅
    昔は団子をそのまま放り込んでいたようですが、今はアルミホイルを使い団子を包んで、燃えている中にいれるのが多くなっています。
    餅や団子を丸い形にして木に刺して焼くのが昔ながらの縁起の良いやり方です。
  • するめ(新潟県のどんど焼き)
  • 昆布
  • さつまいも
  • みかん
  • マシュマロ
  • ソーセージ

地域によって焼くものが色々変化していくようです。

どんど焼き団子の作り方

どんど焼きで作られる団子は以下のように複数の呼び方があります。

  • 繭玉(まゆだま)
  • 舞玉(まいだま)
  • 生業木(なりわいぎ)
  • だんご木
  • 餅てまり

団子を飾るために使用する木の枝は、柳の木・ナラ・山桑・ヌルデ・ミズキなどです。
その中でも、小枝が細く揃っていて団子が刺しやすく、枝の先が上向きになって枝の色が赤みを帯びて美しいためミズキが良いとされています。

団子はどんど焼きの前日に作って飾る地域や、一夜飾りは縁起が良くないということで2日前に作り飾る地域もあります。

団子のレシピ(団子12個分)

  • だんご粉(200g×3袋)600g
  • 水420~435cc
  • 食用色素(食紅)(付属の小さじ)すりきり2杯

①ボールにだんご粉を入れる。

②食紅を入れるときは、水を入れる前の粉の状態で混ぜます。

③①に少しずつ水を入れながら、粉全体に水が行き渡るように、手でこすり混ぜあわせる。

④耳たぶくらいのかたさを目安にこねる。

⑤12等分して、丸める。(1個約85g)

⑥沸騰したお湯に団子をいれて、浮いてきたら約5分弱火で茹でます(蒸し器では15~20分程蒸す)

⑦茹でたら水に取り、冷めたら竹に刺して、アルミホイルを巻く。(くっつかないアルミホイルを使用するといいです!なければクッキングシートを先に巻いたり、アルミホイルに油を薄く引くといいです。)

どんど焼きにてそのまま団子を焼く際は焦げないように、クルクル回したり焼く場所を変えながら焼くといいです。

枝に刺す団子の数は、偶数だと割れて縁起が悪いので必ず奇数にすると良いと言われています。

普通の団子と同じように、きな粉やあんこをつけたり、砂糖と醤油でみたらし団子にすると美味しいです。

また、地域によってどんど焼きで焼くお餅は鏡割りしたお餅がいいといわれているところもあります。
鏡開き(1月11日)のとき、どんど焼きの煙に乗って神様が天に帰るので、神様にお供えしたお餅を、この行事で焼いて食べればご利益があると言い伝えがあるためです。

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どんど焼きで焼いてはいけないものは?

ダイオキシン問題・境内保全のため焼いてはいけないとされているのは以下の通りです。

  • ビニール袋類
  • ぬいぐるみ類などの人形(化学繊維)
  • ガラス、プラスチック等の不燃物
  • 金属類

正月飾りに付いていたら、取り除いておきましょう!

また、お焚き上げとは別物で、どんど焼きで供養は出来ないため焼けないものは以下の通りです。

  • 仏壇、仏具、仏札、結納の品等
  • 古い御守りやお札、神棚
  • 人形
  • 熊手、破魔矢
  • だるま(燃やすと目がつぶれると言われているため)

しかし、地域の神社によっては併せてお焚き上げするところもあるので事前に確認すると良いです。

その他、地域によって焼いてはいけないものは以下のようにあります。

  • 年賀状
  • おみくじ
  • ポチ袋、のし袋
  • お年賀の品
  • みかん(ダイオキシン 問題・境内保全のため )
  • 鏡餅(神様のお供えを鏡開きで食べ健康を祈るものなので焼けないのが当たり前の地域があるため)

古いお守りやお札は初詣の時に返すのがいいですね!

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どんど焼きについて

どんど焼きとは小正月(1月15日)に行われる行事で、他にも豊作祈願(餅花を飾る)、吉凶占い(粥占い)が行われます。

お正月飾りを小正月に燃やすことで天へと年神様をお返しする意味があり、その火にあたると若返ると考えられていたり、焼いた後に残った灰も魔除け効果があると言い伝えがあります。

また、その灰を持ち帰って家の周りにまくとその年に病気にならない、書初めを燃やして炎が高く上がると字が上達するなどの言い伝えもあります。

餅や団子をその残り火で焼いて食べることで五穀豊穣や無病息災を願ったと言われています。

どんど焼きのやり方

  1. 家から正月飾り(門松、しめ飾り)や書き初めなどを持ち寄り、広場などで竹や藁、茅や杉の葉などで作ったやぐらや小屋(どんど)を組んで山になるように積みます。
  2. 火をつけて燃やします。
  3. その残り火で、お餅や団子を焼いて食べます。

どんど焼きの由来(起源)

どんど焼きの由来は

  • 「尊(とうと)や尊(とうと)」とはやしながら火を燃やすことから、そのはやし言葉が後になまって「どんど」に変わった。
  • どんどんと火が燃える様子から「どんど」名付けられた。
  • 門松の中の竹が燃えて割れる音が「どんど」と聞こえることから命名されたとされる。
  • 爆竹(とんど、ばくちく)と言われた「爆竹焼(とんどやき)」が、「どんど焼」になった。

などさまざまな理由がありますが、どんど焼きの始まりとなったのは平安時代からです。

近畿北陸周辺で呼ばれている「左義長(さぎちょう)」が起源となっています。

左義長は平安時代の宮中行事で、青竹を束ねて立て毬杖(ぎちょう)三個を結び、その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師が謡いはやしながらこれを焼くというものでした。

これが民間行事となり、正月飾りや書初めなど集めて焼く火祭りになったのです。

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どんど焼きの呼び名

どんど焼きは地域によって呼び名や焼くものも異なります。

  • 近畿北陸周辺:「左義長」
  • 東北:「どんと焼き」
  • 関西:「とんど焼き」
  • 長野、山梨、関東:「道祖神祭」
  • 長野県松本市周辺:「三九郎」
  • 群馬、神奈川、長野、山梨、静岡:「どんどん焼き」
  • 福島、東京、新潟:「サイノカミ」
  • 神奈川:「さいと焼き」
  • 九州(佐賀、熊本、鹿児島):「鬼火たき」
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どんど焼きで焼くものは?食べ物や焼いていいものなど紹介!まとめ

いかがでしたか?

どんど焼きで焼くものは、お正月で飾る松飾りやしめ飾り・書初めが基本です。
前年のお守り、お札、熊手など、だるまや人形、ご祝儀などでもらったのし袋は神社によって焼けるところ焼けないところがあります。

食べ物も地域によって考え方が異なり、お餅だけでなく、みかんやするめを焼く地域もありました。

どんど焼きへ行かれる際は自分の住む地域の神社など事前に燃やせるものを確認するといいですね!

伝統的などんど焼き、ぜひ行かれて神様を見送りましょう(*^_^*)

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